パート薬剤師の収入で生活・積立はできる?自由を増やし、ストレスを減らす働き方

薬剤師の働き方

パート薬剤師の収入で生活費をまかない、将来に向けた積立も続けられるのか。

私の場合は、必要な支出を見積もり、働き始めてから勤務量を調整することで、おおむね計画に近い形で続けられています。

仕事以外に使える時間や気持ちの余裕も持てました。
ただし、家事に必要な時間や車の支出など、見積もりが甘かった部分もあります。

数年間働いた実感を、四つの項目にまとめました。

評価は、A=満足している、B=良い面もあるが課題が残る、C=課題が大きい、という私個人の実感です。

項目評価一言メモ
収入・支出B生活と積立はおおむね計画どおり。ただし車の支出は想定以上
自由時間・生活B自由は増えたが、家事にも思った以上に時間を使った
仕事の負担・人間関係A業務や責任の範囲が限られ、仕事とプライベートを分けやすくなった
体調・休息Aよく眠れる日が増え、休日を寝て過ごすことも減った

こうした実感には、勤務日数だけでなく、選んだ職場や仕事に慣れたことも関わっています。

ここからは、お金、時間、仕事の負担、体調の順に実際の暮らしを振り返り、最後に、望む生活を続けるための職場選びについて整理します。

生活費と積立はおおむね計画どおり。ただし車の支出は見積もりが甘かった

パート薬剤師として働き始める前に、生活費と将来に向けた積立額から、必要な収入を考えていました。

実際に働き始めてから勤務量を調整し、生活費や資産形成は、おおむね計画に近い形で続けられています。事前に支出を絞った生活を試し、自分に最低限必要な金額を確かめていたことが役立ちました。

見積もりが甘かったのは車の支出です。税金、車検、保険、修理、買い替えなどは、毎月同じように出ていくお金ではありません。それでも、車が必要な生活を続ける以上、準備しておく必要があります。

私の場合、毎月の生活費だけでなく、こうした数年単位の支出も、もう少し余裕を持って見積もっておけばよかったと感じています。

また、ここまで計画に近い生活を続けられたのは、大きな病気で長く働けなくなることがなかったためでもあります。毎月の生活費と積立をまかなえるかに加えて、収入が減ったときに使えるお金も分けて考えておきたいところです。

勤務日数を決める前に、生活費・まとまった支出への備え・積立額をどう整理したかは、パート薬剤師の勤務日数をどう決める?生活費と積立額から考えた私の例にまとめています。

自由な時間は増えた。ただし、家事にも思った以上に時間を使った

パート薬剤師として働く生活では、好きなことや生活を整えることに使える時間を持てました。仕事だけで一日が終わらず、自分で時間の使い方を決められることは、大きな良さでした。

他方、生活に余裕ができると、それまでおざなりになっていた掃除、洗濯、自炊などにも意識が向くようになりました。家事に使う時間が増えた分、やりたいことに使える時間は、想定より少なくなりました。

勤務時間だけを見て自由時間を見積もると、実際に使える時間との間に差が出ると感じました。

また、通勤にも時間と体力を使います。勤務時間が同じでも、自宅からの往復にどれくらいかかるかによって、家で使える時間は変わります。

今から勤務先を選ぶなら、勤務日数や勤務時間に加えて、通勤を含めて何時間拘束されるのか、その後に家事を済ませてどれくらい時間が残るのかまで考えます。

「仕事以外の時間」と「好きなことに使える時間」を分けて考えると、望む生活に必要な勤務条件が見えやすくなると思います。

仕事とプライベートに仕切りができた

パート薬剤師として働く中で、大きな良さを感じたのは、仕事との距離を取りやすくなったことです。

私の場合、業務全体を把握しておく必要が少なくなり、担当する仕事に集中しやすくなりました。
受け持つ業務や責任の範囲が限られていることも、気持ちの負担を減らすことにつながっています。

仕事が終われば自然と気持ちが切り替わるようになり、仕事の悩みを家に持ち帰ることも減りました。

勤務時間が限られているため、職場の人と関わる時間も少なくなりました。
人間関係もあっさりした付き合いになり、私にはこの距離感が合っています。

仕事での消耗がかなり抑えられ、帰宅後や休日にも、家事や好きなことに使う気力と体力を残せるようになりました。
仕事以外の時間を、元気に過ごせるようになったことは大きな変化でした。

よく眠れる日が増え、休日を寝て過ごすことも減った

パート薬剤師として働く生活では、体調や休日の過ごし方にも良い変化がありました。

以前は、疲れやストレスの反動で食べすぎてしまうことがありました。
働き方を変えてからは、そうしたことが少しずつ減り、よく眠れる日も増えました。

今の仕事に慣れてからは、休日を寝て過ごすことがほとんどなくなりました。
疲れを取るだけで一日が終わらず、好きなことをして過ごせる日が増えたのは、うれしい変化でした。

休みの日数だけでなく、その日に動ける体調でいられることも大切でした。
睡眠や休息を取りながら、仕事以外の生活も楽しめることに、勤務量を抑えて働く良さを感じています。

生活と積立を続けながら余白を持つには、職場選びが重要だった

私の場合、転職後は勤務量を調整でき、仕事以外の時間を楽しむ余裕ができました。
一方、転職当時は、希望する職場の条件を十分に整理できていませんでした。

当時は別の仕事もしていたため、求人を探し、情報を集め、条件を比較することを、すべて一人で進めるには限界がありました。

今から職場を選ぶなら、特に次の条件を比べながら、転職エージェントにも相談します。

  • 時給・待遇:希望する勤務量で、生活費と積立に必要な収入を得られるか
  • 勤務時間・通勤時間:家事や休息を含め、仕事以外に使う時間を残せるか
  • 業務量・責任の範囲:どこまで任され、一人で対応する場面がどれくらいあるか
  • 人員体制・人間関係:困ったときに相談でき、無理なく働き続けられそうか

初めての転職では、何から始め、どのような条件を確認すればよいのか、迷うこともあると思います。
働きながらの転職活動では、求人を調べたり比較したりする時間を十分に取れないこともあります。

そんなときは、一人で抱え込まず、希望条件の整理や求人を比較する際の確認点から、転職エージェントに相談してみてください。
「どのような職場が自分に合うのか分からない」という段階でも、今の仕事で負担に感じていることや、これから送りたい生活を伝えるところから始められます。

実際に転職エージェントを利用した友人と、利用しなかった私の違いは、パート薬剤師の職場選び|転職エージェントを使った友人と使わなかった私の比較にまとめています。

生活と積立を続けながら、自由を増やし、ストレスを減らす。そのために、時給の高さだけでなく、働いた後の暮らしまで考えて職場を選ぶことが大切だと感じています。

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